日清食品ホールディングス(HD)は4日、日清食品の主力商品「カップヌードル」のふたを止めるシールを廃止し、ふたの取っ手になる「タブ」を2つにすると発表した。「Wタブ」とすることで、シールがなくてもふたがしっかり止められるようにする。プラスチックの使用量削減が狙いで、年間33トンのプラスチック原料の削減につながるという。6月から順次切り替える。
昭和46年9月に発売開始されたカップヌードルは、今年で発売50周年。慣れ親しんだ形状が変わることから同社は「50年目の大刷新!」と説明。ふたを新形状とすることで、湯を入れた後の「ふた止め感がアップする」としている。
ビッグサイズやミニサイズは対象外という。