米大リーグ、エンゼルスのジョー・マドン監督(67)は3日(日本時間4日)、マリナーズ戦前のオンライン会見で〝大谷オタク〟になる宣言をした。
米メディアから「監督として大谷翔平投手(26)が先発するときはギーク(geek=普通ではなくなる、異常なる、オタクの意)になるか?」と問われると「彼が(投手に加え)打者としても出場していたら、さらにギークになるね!」と笑った。4日(同5日)に先発する大谷はDHを採用し、投手専念か投打の同時出場は未定。マドン監督は「彼がラインアップにいるのといないとでは、違いがよく分かる。だが彼と話をしないといけない。話し合いをして他のことも全て見てから何がベストか決める」と結論を保留した。
試合前練習では、5日(同6日)に先発予定のマリナーズの菊池雄星投手(29)にあいさつ。岩手・花巻東高の先輩、後輩での投げ合いは実現しなかったが、投打での対決となる見込みだ。なお、大谷はこの日の同戦には「2番・DH」で出場する。
この日から始まったオールスター戦(7月13日、コロラド州デンバー)のファン投票では、ア・リーグのDH部門でノミネートされている。