「東京五輪ボイコット」文政権が“最後の賭け” 「竹島」を悪用して「領土守る英雄」演出か 頭の中に“アスリート愛”なし - イザ!

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「東京五輪ボイコット」文政権が“最後の賭け” 「竹島」を悪用して「領土守る英雄」演出か 頭の中に“アスリート愛”なし

韓国の文大統領
韓国の文大統領

韓国の李洛淵(イ・ナギョン)元首相と、丁世均(チョン・セギュン)前首相らが、東京五輪・パラリンピック組織委員会ホームページの日本地図から、島根県・竹島(韓国名・独島)の表示削除を求めている。韓国外務省も1日、在韓国日本大使館公使を呼んで抗議した。歴代首相らが「五輪ボイコット」もチラつかせる異常さに、加藤勝信官房長官は「竹島は、わが国固有の領土であり、韓国側の主張は受け入れられない」と突き返した。至極当然だが、残り任期が1年を切り、「レームダック(死に体)化」が進んでいる文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、これを悪用しかねないという。ジャーナリストの室谷克実氏が考察した。

韓国与党の有力政治家が連日、「東京五輪ボイコット」を煽る発言をしている。次期大統領選挙への地歩を固めるため、与党支持層を狙った「反日の強度競争」の一面がある。大統領府の国民請願にも「五輪ボイコット」の訴えが掲示されたが、賛同者数は目下のところ低調だ。

このため、日本の観察者の間には、「いろいろグズるが、最後はしれっとした顔で出てくる」との見方が広がっているが、そうなるだろうか。

文大統領の立場からすれば、残り任期(=引き継ぎ期間2カ月を含め)11カ月の中で、東京五輪こそ「最後の勝負どころ」だ。レームダックが続くなか、銃弾は撃てるうちに撃たなければ撃てなくなるのだから。

大統領の特命により、韓国オリンピック委員会に「ボイコット」を表明させる。それは李明博大統領(当時)の政権末期に強行された、独島(竹島)上陸を凌駕する大衝撃を韓国内にもたらす。

「そうだ、国家にとって領土とは、五輪出場を放棄してでも守るべき価値であることを、大統領は教えてくれた」といった声が澎湃(ほうはい)として巻き起こる。それでこそ、次期大統領選挙での左翼陣営勝利が見えてくる。

文氏は「泣いて馬謖を斬る」ではないが、「独島を守るため、泣いて五輪ボイコットを決断した英雄」として歴史に残るだろう。

不動産・住宅政策の大失敗、若年層を中心とする就職難の深刻化、累増する国家債務・家計負債、稼ぎ頭である半導体の技術的停滞、そしてワクチン外交の失敗、北朝鮮にコケにされ続けている南北関係…。まさに大危機だ。

しかし、満身創痍(そうい)の危機の時に、韓国人は「危機をチャンスに」「一発大逆転を」と、賭博的な行動に出る。文政権も、その例外ではあるまい。

「東京五輪ボイコット」ノイズの中で、忘れられていることがある。文氏自身が今年1月、「東京五輪の成功に協力する」と述べたことだ。その直後に日本に来た韓国の政治家は、口々に「東京五輪への協力」を述べた。

あれは何だったのか?

東京五輪には、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長も訪れるから、東京で南北首脳会談、米朝韓首脳会談を開催できるという大妄想を前提にした話だった。

北朝鮮はコロナワクチンを入手できないようで、早々と東京五輪不参加を表明した。その時点で、文政権にとって、東京五輪の「政治的な利用価値」はいったん消滅した。

しかし、東京オリンピック組織委員会の公式ホームページにある日本地図が目に入った。

「独島を日本領土とする地図が削除されないまま五輪に参加することは、独島は日本領と認めるに等しい」と振りかぶられたら、韓国人は誰もそれに反論できまい。

東京五輪を政治利用する思惑から、否定的に悪用する作戦への大転換だ。(室谷克実)


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