進むワクチン接種、際立つ“生死の格差” 英、イスラエルで激減も南米や中東では急増 確たるデータない「中国製」の存在も - イザ!

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進むワクチン接種、際立つ“生死の格差” 英、イスラエルで激減も南米や中東では急増 確たるデータない「中国製」の存在も

国内の新型コロナワクチン接種は1日現在で1390万回を超え、高齢者の1回目の接種比率は15%を上回った。接種が進む英国やイスラエルで劇的に改善する一方、南米や中東の一部では接種率が高いのに感染が拡大するなど効果に「格差」が際立っている。

英政府は1日、昨年3月以来、死者数がゼロとなったと発表。規制されていた「ハグ」も解禁された。

5月末時点で6割近くが2回接種を完了したイスラエルは、4月下旬の時点で死者ゼロを達成。1日当たりの新規感染者数はピーク時に1万人を超えたが、5月30日の発表では4人。同国保健省は今月1日、行動規制をほぼ解除した。

接種が進んでも事態が改善しない国もある。南米のチリでは5月末時点の2回接種の割合が英国を上回るが、感染者数は5000~9000人の日が多く、死者数も100人台で横ばいが続いている。

イスラエルや欧米では米ファイザーやモデルナ、英アストラゼネカなどのワクチンが主に使われているが、チリでは、中国の科興控股生物技術(シノバック)製が主で、5月時点で約85%に及ぶとの情報もある。

1日時点で2回接種が約47%のバーレーンは、3月下旬まで1日の感染者数が最大800人台だったが、5月下旬に3000人を超えた。同国はファイザーのワクチンも承認したが、中国医薬集団(シノファーム)製の治験も実施され、昨年12月に承認した。

東北大災害科学国際研究所の児玉栄一教授(災害感染症学)は「ファイザーのように効果が9割を超えるワクチンの接種が進んだ場合、多少の気の緩みがあったとしても収束の見込みはあるが、中国製ワクチンは確たるデータもない。2回接種で効果が5割程度、接種率も5割程度の場合、感染者数は横ばいにとどまる」と指摘する。

菅義偉首相は2日、途上国向けワクチンの供与に関する首脳級会合(サミット)で、8億ドル(約880億円)の追加拠出を表明。今後日本で製造するワクチン3000万回分の現物提供にも言明した。アストラゼネカが有力とみられる。

接種後のリバウンドは一国だけの問題ではない。児玉氏は「ワクチン接種後に感染した場合、ウイルスが何らかの変異を起こしているとも考えられ、国際的な往来が始まると、収束後の国に再度広めてしまう可能性もゼロではない。効果の低いワクチンを使用し続ける場合は、接種率を上げるしかない」と語った。

zakzak

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