カーリング吉田・松村組、世界選手権でつかんだ五輪切符への課題

産経ニュース
フィンランド戦でショットを放つ日本の吉田夕。左は松村=アバディーン(日本カーリング協会提供)
フィンランド戦でショットを放つ日本の吉田夕。左は松村=アバディーン(日本カーリング協会提供)

日本勢初の五輪出場枠を手にしようと、今月英国のアバディーンで行われたカーリングの混合ダブルス世界選手権に、日本代表として出場した吉田夕梨花(ロコ・ソラーレ)松村雄太(コンサドーレ)組。1次リーグB組で3勝6敗の8位に終わり、五輪切符獲得とはならなかった。4人制が本職の2人にとっては経験不足を露呈する場面もあったが、試合を重ねるごとに戦いぶりには成長が見られ、松村は「大会を通してかなり収穫があった」と前向きに振り返った。

今回の世界選手権には20チームが参加。1次リーグは2組に分かれ、1回戦総当たりで行われた。五輪開催国の中国を除き、上位7チームに五輪出場枠が与えられる中、日本は初戦でエストニアと対戦。序盤から3連続スチールを許すなど第4エンドを終えて0-6と大差をつけられ、3-10で大敗し、松村は「独特な雰囲気でミスが増えてしまった」と悔やんだ。2戦目の米国戦も6-7で競り負け、出はなをくじかれた。

第3戦のフィンランド戦を8-3で制すると、3連勝と勢いに乗ったが、第6戦で今大会銅メダルを手にするスウェーデンに5-11で完敗し、歯車が狂った。同戦から3連敗して五輪切符獲得の夢を絶たれると、1次リーグ最終戦のノルウェー戦も5-11で敗れ、松村は「五輪の権利が取れなかったのは僕たちの責任」と悔しさをにじませた。

混合ダブルスは前回の平昌五輪で初めて実施され、男女1人ずつの2人組で行われる。4人制は10エンドで行われるが、混合ダブルスは8エンドまで。他にも、事前に両チーム1つずつの石を置いた状態で開始するなど4人制と違いがあり、それに伴って戦略も変わってくる。

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