立憲民主党の枝野幸男代表は28日夜、オンラインで参加した党会合で、自民党が今国会への提出見送りを決めた同性愛者など性的少数者(LGBT)への理解増進を図る法案について「少なくても東京五輪・パラリンピックの主催国として法整備は義務ではないか」と語り、終盤国会の争点になるとの認識を示した。
枝野氏は来月16日までの今国会で、新型コロナウイルス禍での医療・生活支援などを盛り込んだ令和3年度補正予算案の編成や、コロナ対策を迅速に行うための会期延長なども求めると説明。来月9日には菅義偉政権の発足後初めての党首討論が行われるとし、「(与野党の)緊迫の度合いはどんどん高まっていくだろう」と述べた。