大谷翔平、先発登板スライド　マドン監督が説明「バートに乗って球場に」

米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手（２６）は当初予定されていた２７日（日本時間２８日）のアスレチックス戦（オークランド）での先発登板を交通渋滞による球場到着遅れのため変更。２８日（同２９日午前１０時４０分）の同戦にスライド登板し、今季７度目の先発に臨む。なお、この日の試合には「２番・ＤＨ」で打者出場。試合前のオンライン会見では、ジョー・マドン監督（６７）が状況を説明した。

「交通事故があり、大谷はバート（サンフランシスコとオークランドを結ぶ電車）に乗って球場に向かうことになった。彼には登板日のルーティンがあるから（午後）４時には球場に着きたかったが、１時間ぐらい遅れそうだったので、先発の変更を考えなければいけなくなった」

チーム宿舎からは、通常時間差で数便、バスが出発する。先発バッテリーの大谷とカート・スズキ捕手（３７）の２人が乗ったバスが事故渋滞に見舞われたという。大谷らは現地時間、午後５時に到着していたため、同６時４０分開始の試合には間に合った。

大谷の第１打席は、一回１死で迎え、見逃し三振。

なおマドン監督によれば２８日（同２９日）の先発では、ＤＨを使わない投打の同時出場はなく、投手に専念させる方針だ。