各地で広まる独自大規模接種 2会場では効果限定的…ペース加速へ

産経ニュース

国が新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターを開設したのに合わせ、都道府県や政令市の一部は独自の大規模接種会場の運営に乗り出す。政府が目標とする高齢者接種の「7月末」完了に向け、政府の2会場だけでは効果が限定的で、接種ペースの加速には自治体の協力が欠かせない。ただ、接種の担い手となる医師・看護師不足は解消されておらず、思惑通りに運ぶかは不透明だ。(小林佳恵)

「自衛隊らしく整然と接種が行われている現場を見てほっとした」。24日に大規模接種センターの東京会場を視察した菅義偉首相は記者団にこう語った。

菅首相が掲げる「1日100万回」の接種は、政府目標の日程から逆算して弾き出された。7月31日までは、この日を含め69日間。首相のペース通りに進めば、まだ1回も接種を受けていない高齢者約3400万人分(約6800万回分)をカバーできる。

もっとも、政府の2会場では1日最大1万5千人の接種にとどまり、ペースアップには焼け石に水といえる。加藤勝信官房長官は24日の政府与党協議会で「財政面で支援していきたい」と述べ、独自の大規模接種会場を設置する自治体を援助する考えを示した。

47都道府県と20政令市のうち、18日時点で独自会場の設置を検討していたのは約30の自治体。24日には宮城、群馬、愛知の3県が実際に運用を始めた。

宮城県は、仙台駅近くの「ヨドバシカメラ仙台第2ビル」(仙台市)の空きスペースを活用。同市と東北大と共同で、1日最大2100人の接種を見込む。東北大の医師10~15人を配置し、最大で市内高齢者の約23%に当たる約6万3千人分を引き受けられるという。

県疾病・感染症対策課の高橋寿久課長は「予診や接種は非常に円滑に進んだ」と強調。順調に進めば、近隣自治体の高齢者も対象に加える方針で「県全体で接種の加速化を図るのが大きな目標」と意気込む。

神戸市は25日から神戸ハーバーランドセンタービルを会場に1日約2千人の接種を始める。J1ヴィッセル神戸の本拠地である「ノエビアスタジアム神戸」でもメインスタンド下の施設を使い、段階的に1日5千人規模への接種を目指す。

埼玉県は6月、県浦和合同庁舎(さいたま市)に県内在住の高齢者向けの接種会場を設ける。2カ月間で約2万1千人の接種が目標で、「一部市町村の遅れを補いたい」と県の担当者。埼玉県民は政府の東京会場でも接種できるが、「緊急事態宣言の出ている東京都内よりも行きやすいのではないか」と話した。

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