歌手、近藤真彦(56)のジャニーズ事務所退所から一夜明けた1日、芸能界には驚きの声があふれた。TOKIOのリーダー、城島茂(50)は司会を務めるテレビ朝日系情報番組「週刊ニュースリーダー」(土曜前6・0)で「先輩の出した決断に対して、僕たち後輩も尊重したい」としみじみ。歌手、和田アキ子(71)やフリーアナウンサー、徳光和夫(80)も自身のラジオ番組でエールを送った。
ジャニーズの長男が決断した突然の退所に、後輩や芸能界の重鎮も驚きを隠せなかった。
TOKIOの城島にとって、同事務所に44年在籍したマッチは偉大な存在。2019年9月にタレント、菊池梨沙(25)と結婚した際に「これからだぞ」と励まされるなど心の支えだった。
番組の終盤で「突然の先輩の退所発表に驚いている」と複雑な表情。近藤が「ありがとう素敵な後輩達」とコメントしたことに「後輩としても感謝の気持ちでいっぱい。先輩の出した決断に対して僕たち後輩も尊重したい」とおもんぱかった。
和田はパーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」で反応。近藤が25歳下の美人社長との不倫を認め、昨年11月から無期限で活動自粛中だったことに触れ、「その間にいろいろ考えることがあったんじゃないですか。ジャニーズの一時代を築いた人であることは間違いない。どこの道に行っても恩を忘れず、自分の道を進んでもらいたい」と背中を押した。
徳光はパーソナリティーを務める同局「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」で「本当に意外。ジャニーズ事務所の将来の社長になるんじゃないかと思っていた」と驚いた様子。マッチは芸能活動と並行して「KONDO RACING」の監督も務めており、「レーシングチームは付きっ切りでやらなければいけないから大変だけど、楽しみですね」と再出発する今後に期待していた。
2日は少年隊、東山紀之(54)がメインキャスターを務めるテレビ朝日系「サンデーLIVE!!」に生出演。Jr.時代にマッチのバックダンサーを務め、次男としてともに事務所を支えてきた間柄だけに、発言に注目が集まる。