経済インサイド

カレンダーでも「ジェンダー」意識浸透 日航、職業性差払拭へ 女性モデル縮小には「残念」の声も

奥右側が日航の世界のモデルを起用したカレンダー。女性モデルのみを起用した昨年のもの(奥左側)と比べるとモデルは小さくしか写っていない。手前は男性CAを起用した今年のカレンダー
奥右側が日航の世界のモデルを起用したカレンダー。女性モデルのみを起用した昨年のもの(奥左側)と比べるとモデルは小さくしか写っていない。手前は男性CAを起用した今年のカレンダー

企業が販売促進などにつなげる広報ツールとして活用しているカレンダーに、「ジェンダー(社会的性差)」に関する社会的な問題意識が変化をもたらしている。日本航空は今年のカレンダーで初めて、女性パイロットや男性客室乗務員(CA)の写真を採用。これとは別の、これまで世界の女性モデルが登場してきたカレンダーでは男性モデルも起用し、モデルは表情が分からないほど小さく写して風景の美しさに焦点があてられた。来年のカレンダーでも同様の方針がとられるもようだ。ただ、モデルを小さく扱う方針変更には女性の間からも「少し残念」との声がある。

家庭や職場で日常的に目に入るカレンダーは企業のイメージアップの手段として活用されてきた。日航は毎年、複数の種類のカレンダーを制作し、販売。今年のカレンダーでは、男性のイメージが強いパイロットとして勤務する女性や、女性の職業と思われがちなCAとして働く男性の写真を採用した。

日航は平成26年、性別や年齢、国籍、障がいの有無などを問わず誰もが働きやすい会社を目指すとする「ダイバーシティ(多様性)宣言」を発表した。カレンダーの路線変更には、性差を問わない働き方や多様性の尊重を訴える意味合いがある。

一方、世界の観光名所を〝美女〟たちが案内する写真を使ったカレンダー「A World of Beauty」は今年から構図を大きく変更し、男性モデルも登場。昭和54年版から続く人気シリーズとして初めての方針変更だという。

変更前の令和2年版では1月の写真として、和服を着た日本人女性が東京国立博物館にある茶室「九条館」の縁側にたたずむ写真を採用。12月の写真には、フランスで19世紀に造られ、現在はホテルとなっている建築物「ザ・セント・ジェームス・パリ」の深紅の絨毯が敷かれた階段に、黒いロングドレスを身に着けたフランス人女性がポーズを取る写真が使われた。

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