レスリングの東京五輪アジア予選第2日は10日、カザフスタンのアルマトイで女子6階級が行われ、5選手による総当たりの50キロ級で21歳の須崎優衣(早大)が3試合を全てテクニカルフォール勝ちして最終戦を待たずに2位以内を確定させ、五輪出場枠を獲得した。日本協会の選考基準を満たし、初の五輪代表に決まった。
須崎はウズベキスタン選手、韓国選手、インド選手にいずれも無失点と攻守に圧倒した。モンゴル選手と当たる最終戦で1位通過を目指す。
女子の日本勢は57キロ級の川井梨紗子、62キロ級の川井友香子(ともにジャパンビバレッジ)の姉妹ら5階級で既に五輪代表が決まっていた。女子が正式種目入りした2004年アテネ五輪からは5大会連続で全階級出場となる。(共同)