(米大リーグ・オープン戦、ドジャース10-2エンゼルス、29日=日本時間30日、ロサンゼルス)エンゼルスの大谷翔平投手(26)は「2番・投手」で出場しオープン戦最後の登板に臨んだが、右中指のまめが原因で三回途中で緊急降板した。この日は2回1/3を投げ、3被弾を含む4安打7失点(5四球、3三振)だった。打席は1打席のみで見逃し三振に倒れた。大谷は本拠地で行われる4日(日本時間同5日)のホワイトソックス戦で今季初先発する予定となっている。
ロサンゼルス・タイムズ(電子版)はこの日、「大谷はこの日チームが2-10で敗れたドジャースタジアムでの試合で、ファーストボールの制球に苦しんで3本塁打を許すなど、立ち上がりからひどく苦しんだ。その後さらに状況は悪くなり三回、過去にも苦しんだ利き手である右手中指のまめに苦しんで降板した」としたが、「チームにとって幸いだったのは、今回の(大谷の)症状はそこまで深刻ではなかったことだ。マドン監督は、大谷は予定されている今季公式戦初登板となるホワイトソックス戦には登板できるだろうと明かした」と伝えた。