【ニューヨーク28日(日本時間29日)】大リーグ、レイズの筒香嘉智内野手(29)が本拠地ポートシャーロットでのブレーブス戦に「1番・一塁」で出場し、2打数無安打1四球1三振だった。試合を退いた後にはオンライン会見に応じ1日(同2日)に迫ったメジャー2年目の開幕に向け「本当に早くシーズンをスタートしたいという気持ち」と心境を語った。主な一問一答は以下の通り。
【米メディア】
--一塁守備や1番打者について、開幕近いが?
「もう非常に慣れましたし、いろいろなスタッフの人に助けられながら今はすごく快適にやれているかなと思います」
--キャンプを終えてこれから公式戦?
「本当に早くシーズンをスタートしたいという気持ちです」
--一塁守備の成長具合は?
「最初はもちろん不安がありましたけど、今は不安なく良い状態でプレーできています」
【日本メディア】
--きょうの打席振り返り?
「非常に感覚は良くなってきています。もうあと2試合ですかね、ありますけど、シーズンに入っていけるような状態ではあります」
--第3クール(キャンプ終盤)の自己評価?
「予定通りイレギュラーなことなく進めたかなと思っています」
--計画性を持ってやってきたと話していたが、実際に生かされた感じはあるか?
「去年は全てが初めてのことでなかな先が読めないということがほとんどだったんですけど、シーズンも(試合数が)少ないとはいえ、春のキャンプ、シーズンを一通り経験できましたので、その中からいろんな逆算をしながら自分のプランというのを立てることができています」
--去年とは打席での見え方が違うと言っていたが、キャンプインした時点で見え方は変わっていたか?
「入る時点で見え方は変わっていましたし、キャンプが進むにつれても変わってきました」
--見える感覚が違うというのは違う表現できるか?
「僕の体の使い方体の動きで、例えば95マイルが93マイルに感じることもできますし、逆に間違ったことをすれば95マイルが97マイルに感じてしまうこともありますので、そこの調整っていうのを自分の中でずっとしていました」
--打順1番は好きか?
「なかなか答えづらい質問ですけど、好きか嫌いかでいいますと「どちらでもない」ような感じですね」
--1番だと試合に入る準備が変わると思うが?
「1番バッターっていうのはいろんな情報が逆に邪魔する時があると思うので、そこを一度遮断して自然体で入るということはこの数試合すごく意識していますけど、もちろんチームの作戦上見ていかないといけない指示も出てくる可能性もありますし、そういった指示はまだキャンプ中では出ていないんですけど、十分にシーズンに入れば考えられるなと思っています」
--首脳陣は筒香選手が野球をよく理解しているからこそ1番を任せているように思えるが?
「そういった非常にありがたい言葉をいただくこともありますし、その中でどうなんでしょう。初球からどんどん振っていけという方もいますし、球筋を見た方が良いという人もいますし、 その辺は人それぞれの野球観があると思いますので、僕の中ではいろんな準備をした中で打席に入る前に結団というのをしっかり1つにして、迷わない。迷った状態で入るようにはしちゃいけないとは思っています」
--2年目は余裕を持って楽しめている?
「余裕という言葉は僕の感覚にはないですけど、もちろん初めてじゃないこと、いろいろわかっていることは今年はありますので、いろんな計画、いろんなプランをしっかり立てながらできています」
--2年目の意気込み?
「自分の100%の力を毎日毎日出し切るだけです」