大谷、メジャー自己最速164キロ&2の2 全米が震えた「1番・投手」

極めつけはタティスへの3球目だ。珍しく「あぁっ!」とほえながら投げた速球は、球団のトラックマン(弾道測定器)で101・9マイル(約164キロ)を計測。メジャー自己最速、自身の日本球界最速記録165キロに迫るボールに、若きスターはファウルとするのが精いっぱいだった。

大谷は五回、今度は第3打席で左中間フェンス直撃の一打を放ち、2打数2安打。オープン戦の打率を・636まで上げた。この活躍に米球界は震撼。2度対戦したスネルは「あいつはすごい。100マイルを投げ、強いスイングで逆(左)方向に打てる。怪物だ」と脱帽し、米メディア、ジ・アスレチックは「Absurd(常識外れ)」と驚きを表現した。

外野4人制など数々の奇策で知られるマドン監督ならではの戦術だ。指揮官は、大谷と2週間ほど対話を重ねたことを明かし「シーズンでやる可能性もある。多くの子供たちに、やりたいと思わせるようになってほしい」と、DH制を採用するア・リーグ同士の公式戦でもDHを解除し、打席に立たせる構想があることを明言した。従来は1週間のうち登板日と前後を含めた3日間は打者出場がなかったが、この起用が可能なら打席数は大幅に増える。

18年に右肘の手術を受け、米国で二刀流の真価を見せられずにいた大谷は「ふがいないなという気持ちは、もちろんあった」と本領発揮への強い思いを表した。メジャーの歴史が変わる-。リアル二刀流は、そう予感させるだけのインパクトを全米に与えた。

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