7月に福岡市のマリンメッセ福岡で開催予定だった柔道の金鷲旗、剣道の玉竜旗の両高校大会を中止とすることが23日、同市内での大会合同実務者会議で決まった。新型コロナウイルス禍で、あらゆる感染対策をしても全国から多数が参加する選手や監督、大会関係者の感染リスクを払拭できないと判断した。
中止は第2次世界大戦などによる中断期間を除き、初めて取りやめた昨年に続いて2年連続。ともに1916年に始まった伝統の大会で、通算90回以上を数える。2019年の金鷲旗には男子が317校、女子165校の計482校が参加した。同年の玉竜旗は男女計904校にも上った。