米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(26)が21日(日本時間22日午前5時10分開始予定)、オープン戦3度目の先発登板が予定されているパドレス戦(ピオリア)で2018年のメジャー移籍以降、公式戦も含め初めて「1番・投手」で出場する。
試合前にオンライン会見したマドン監督は「きょう何打席、立つかは(大谷が投げる)イニング数による。この数週間、大谷と話し合い、事前に確認して、この日に向けて準備してきた」と説明した。
パドレス戦は敵地のため、先攻。マウンドに向かう前に第1打席を迎えることになる。さらに指揮官は投手が打順に入ることに「決して珍しいことではない。ナ・リーグでは(DH制がないので)投手も打席に立つ。もちろん、1番は普通ではありえないことだけどね」と語った。
レギュラーシーズンでリアル二刀流が実現するかについては「すべては彼がどう感じるか。体力的なことも含めて、すべては彼とのコミュニケーションがベースになる」と大谷のコンディションと意向を優先する考えを示した。