シンデレラ堀奈津佳が復活の気配 出られる試合は限られるがチャンス十分にある

2015年のフジサンケイレディスでは、同じホールでホールインワンを達成した奈津佳(右)と琴音の堀姉妹
2015年のフジサンケイレディスでは、同じホールでホールインワンを達成した奈津佳(右)と琴音の堀姉妹

【SPORTS BAR】

 あの人は今…からカムバックした。女子プロゴルフの堀奈津佳(28)である。前週の「明治安田生命レディス」(高知・土佐CC)で23位フィニッシュ。「ショットの調子がすごく安定していた。以前に比べると、ずいぶん不安は消えています」と笑顔を見せた。

 2年ほど前から井上透プロに師事。今大会でもキャディーをお願いし、2日目に約2年ぶりの予選通過を果たした。最終日は強風でスコアを崩す選手が続出する中、3バーディー1ボギーの70。約4年ぶりにアンダーをマークし、通算イーブンは大きな収穫だった。

 かつてはシンデレラともてはやされた。13年「アクサレディス」で初優勝。同年「アースモンダミン」では当時の4日間最小ストローク記録、通算21アンダーで2勝を挙げたが、その後大スランプに見舞われた。

 原因はメンタル面だという。考え込むタイプでそれを引きずり、プレーに影響してしまったと聞いていた。シンデレラは15年にシードを失うと苦戦続きで、その存在は忘れられかけていた。

 そんな中、昨年コロナ禍になる前、友人のジャーナリストに誘われて一緒に食事する機会があった。「焦らず、ゆっくりと自分のゴルフと向き合っています」と話していた。笑顔さわやかで元気そのものだった。今大会直後に祝復活メールを送ると、その返信にも成長を感じた。

 『予選を通過し、最終日アンダーパーでラウンドできたことでしっかり前に進んでいると実感することができました』

 賞金65万6000円。5年越しの1億円突破も達成した。同じく不振だった妹・琴音(25)も復活気配で、姉妹同時予選通過は約3年ぶり。プチでも喜びが重なったのは吉兆かもしれない。

 奈津佳の試合出場優先順位は274位。出られる試合は限られるが、28歳、まだチャンスは十分にある。でしょ?(産経新聞特別記者・清水満)

2015年のフジサンケイレディスでは、同じホールでホールインワンを達成した奈津佳(右)と琴音の堀姉妹

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