わが国はどうか…国のために尽力した人々への熱い思い アフガン戦争史上最大の激戦を描いた「アウトポスト」12日公開

映画「アウトポスト」の一場面(C)OUTPOST PRODUCTIONS, INC 2020
映画「アウトポスト」の一場面(C)OUTPOST PRODUCTIONS, INC 2020

 このところ、ハリウッドが得意のジャンル、つまりは戦争映画で力作を連発しているのに注目したい。2009年10月3日アフガニスタン北東部にある米軍基地が、タリバン軍精鋭部隊の総攻撃をうけた。戦闘は14時間に及ぶ過酷なもので、アフガニスタン戦争史上最大の激戦といわれている。12日公開の『アウトポスト』(ロッド・ルーリー監督)は、この戦いを描き出している。

 本作はわずか54人の米軍将兵が、押し寄せる数百人のタリバン軍に抗し、基地を守るため果敢に戦った経過を再現。ハリウッドが何度も映画化した「アラモ砦の戦い」をちょっと想起させるが、作品の趣はテキサス独立をテーマとした西部劇とは明らかに違う。

 全体の印象からいえば、リドリー・スコット監督がソマリア内戦を背景に米軍の失敗した作戦を描いた『ブラックホーク・ダウン』(2001年)に近い。本作の撮影は限られた時間と製作費の中で行われたが、悪条件を少しも感じさせない迫力ある映像に驚く。

 ルーリー監督の手腕も当然影響していよう。この監督は、かつて女性政治家のスキャンダルを題材にしたサスペンス『ザ・コンテンダー』(00年)という優れた政治映画を製作しているが、日本ではあまり知られていない。

 映画のラスト、戦った将兵たちに勲章が授与されたことが逐一紹介される。国のために尽力した人々への、アメリカ国民の熱い思いに触れ、感銘をうけた。公開されたばかりの『ラスト・フル・メジャー』では、反戦運動が盛んな時代、「汚い戦争」に関わったとして、蔑(さげす)まれてきたベトナム戦争従軍兵士たちへの栄誉がたたえられている。

 それに比して、わが国はどうか。国のために戦死した将兵はもちろん、現在、日夜奮闘している自衛官や海上保安官に対し敬意が払われているだろうか。今日のリベラル派マスコミには、敬意どころか、おとしめているとしか思えない報道ぶりが目立つ。それら大手マスコミに日本国民はもっと怒っていい。 (瀬戸川宗太)

  1. あすの「カムカムエヴリバディ」1月27日第61話あらすじ ジョーと結婚したるい、京都で回転焼き屋をオープン

  2. 名脇役の斎藤洋介さんが死去 69歳、人知れずがんで闘病

  3. あすの「カムカムエヴリバディ」1月28日第62話あらすじ 回転焼きの評判は上々も何もできないジョー、ある日るいが倒れ…

  4. Eカップ小島みゆ、変形ビキニで浜辺を歩く 「妹役という設定で演技に初めて挑戦しました」

  5. 「カムカムエヴリバディ」堀部圭亮演じる「吉右衛門ちゃん」登場 父子の1人2役に「パパそっくり」「けちえもんに…!」と視聴者大喜び