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(米大リーグ・オープン戦、パドレス3-4ロイヤルズ、7日=日本時間8日、アリゾナ州ピオリア)パドレスのダルビッシュ有投手(34)がロイヤルズ戦でオープン戦初先発。2回を投げ1安打無失点、無四球、4三振、28球だった。直球の最速は96マイル(155キロ)をマークした。
「自分のペースで投げられた。きょうは特に(直球の)球が強かったし、伸びがあった。(相手打者は)変化球が頭にあるので、真っすぐが効くのかな、と思います」
一回、先頭の2018、19年ア・リーグ最多安打のメリーフィールドと2番ベニンテンディを連続で空振り三振。次打者のモンデシーに右前打を許すが、ソレアは見逃し三振に仕留めた。
二回はオハーンを遊飛、テイラーは遊ゴロ、マクブルーブは空振り三振。28球中、ストライクは20球で71%の高確率だった。
「まだ(オープン戦で先発)1試合目なので、これからよくない先発も出てくる。きょうは投げられたことにホッとしている」
ここまでの手応えは十分。登板後のオンライン会見では、米メディアからカブス時代と比べて、状態はどうか?と聞かれ「今までのキャリアでは、今が一番いいんじゃないかな」と即答した。新天地でも、新たなチームメートとなじんでいるようで、投球の調整とともに順調に快適に過ごしている。