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(米大リーグ・オープン戦、エンゼルス6-2レンジャーズ、3日=日本時間4日、アリゾナ州・テンピ)「2番・DH」でスタメン出場したエンゼルスの大谷翔平投手(26)は五回の第3打席にセンターのバックスクリーンを越える推定飛距離142・6メートルの特大弾を放つなど、2打数1安打2打点だった。試合は6イニング制の特別ルールで行われた。
第1打席は四球。第2打席は無死二塁で二ゴロに倒れた。ハンズ・クラウズと対戦した第3打席、2-1の五回無死二塁ではフルカウントからの8球目、外角高めの球に角度をつけると、打球はぐんぐん伸び、センターのバックスクリーンを越えた。
打球初速は107マイル(172・2キロ)。推定飛距離は、球団広報によると142・6メートル。大谷にとってオープン戦での本塁打はメジャー4年目(71打席目)で初めて。キャンプでの長打も初めてとなった。
大谷は本塁打について「風もあったので、飛距離がどうのこうのというのは分からない。いい角度で上がっているということは、いい(スイングの)軌道で(ボールを)捉えられているということ」と手応えを口にした。
なお投手としてのオープン戦初登板は、5日(日本時間6日午前5時10分開始予定)のアスレチックス戦(敵地メサ)で先発することが決まっている。今回のテーマについて「基本的には真っすぐが軸になると思うので、真っすぐの質かなと思います」と話した。2月27日(同28日)の実戦形式の投球練習では、右肘手術前の2018年5月に記録して以来、約3年ぶりに直球の最速が100マイル(約161キロ)をマークしている。