コロナ禍だから絆の尊さに気づいた。今作に出演して「家族とか実家って、やっぱりいいなと思います」と実感を込めた。今年の目標について「休日に何を感じるか」と感受性磨きを意識。「俳優としてさらに新しいものをつかみたい」と穏やかな口調ながら強い決意をにじませた。
◆役所広司から刺激「台本読む回数多い」
永山演じる踊介は今後、さくら(戸田)に恋心抱くことになり、「さくらに舞い上がっちゃうシーンを面白おかしくやったら、女性スタッフが気持ち悪がってました」と渾身の演技にも苦笑。最近は筋トレにも力を入れ、「お酒を飲むと効果が薄くなる聞き、あまり飲まなくなった」と健康的だ。7月1日には出演映画「峠 最後のサムライ」(小泉堯史監督)が公開。主演の役所広司(65)について「本当に芝居が上手。周りの方から役所さんは台本を読む回数が多いと聞きました」と刺激を受けていた。