--北京五輪の目標は
「あと1年しかない。自分の中でかなり気持ちが高まっている感じはある。金メダルは取りたい。22歳と身体的にもいい時期に臨める。しっかりと準備し、結果を残して帰ってきたい」
「(日本ショートトラック勢は)若手もかなり成長してきているし、ベテランで活躍している人もいる。いろんな意味で切磋琢磨できる環境だと思う。フィギュアやスピードに負けない成績を残したい」
--重視している種目は
「リレーも個人種目も出場できる種目は全部頑張りたい。リレーも日本のレベルは高くなっている。一丸となってレースをすれば、かなりいいところまで食い込める感触はある」
よしなが・かずき 1999年7月生まれ、21歳。愛知県出身。2016年、16歳で全日本選手権総合優勝。18年平昌五輪はショート日本男子史上最年少で代表入りし、個人種目は1000メートルの13位が最高、5000メートルリレーは7位だった。同年11月にはW杯カルガリー大会の1500メートルで優勝し、日本男子として17季ぶりにW杯の金メダルを獲得した。母の(旧姓・加藤)美佳さんは世界選手権総合銀、叔母の美善さんは世界選手権総合優勝の実績を持つ。