芥川賞に宇佐見りんさん、直木賞に西條奈加さん 加藤シゲアキさんは受賞逃す

芥川賞に宇佐見りんさん、直木賞に西條奈加さん 加藤シゲアキさんは受賞逃す
芥川賞に宇佐見りんさん、直木賞に西條奈加さん 加藤シゲアキさんは受賞逃す
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第164回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が20日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は宇佐見りんさん(21)の「推(お)し、燃ゆ」(「文芸」秋季号)に、直木賞は西條奈加(さいじょう・なか)さん(56)の「心淋(うらさび)し川」(集英社)にそれぞれ決まった。直木賞候補に入ったアイドルグループ「NEWS」の加藤シゲアキさん(33)は受賞を逃した。

芥川賞の宇佐見さんは静岡県生まれ。神奈川県在住の大学2年生。昨年、デビュー作「かか」で三島由紀夫賞を史上最年少受賞している。今回の受賞作は、ネットで炎上騒ぎに見舞われた男性アイドルを「推し」続ける女子高校生の心情をポップに描く。

選考委員の島田雅彦さんは「言葉が鮮やかで文学的偏差値が高い」と評した。

直木賞の西條さんは北海道出身。平成17年、「金春屋(こんぱるや)ゴメス」で日本ファンタジーノベル大賞を受けてデビュー。受賞作は江戸の千駄木を舞台に、懸命に生きる無名の人々を愛情深く描いた短編集。選考委員の北方謙三さんは「欠点がない。完成された短編連作だ」とたたえた。

2人は同日、東京都内で記者会見。宇佐見さんは「胸いっぱいでとてもうれしい。今後も全力で書いていきたい」。西條さんは「うれしいし光栄だけれど、この後の不安もある。毎回違った挑戦をしていきたい」と話した。

緊急事態宣言下で行われた選考会は両賞の選考委員計18人のうち8人がオンラインで参加した。贈呈式は2月中旬、都内で開かれる。賞金は各100万円。

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