イランが米でネット工作か 大統領選で暴力あおる

 米連邦捜査局(FBI)は23日、イランが米大統領選に関連して、当局者らへの暴力をあおるウェブサイトの運営に関与していたことが裏付けられたと発表した。選挙で大規模な不正があったとするトランプ大統領の主張に同調しない当局者らが標的となったもようで、米国の選挙制度に対する信頼を失墜させることを狙ったとみられる。

 12月上旬に立ち上げられたウェブサイトは、トランプ氏が自身に批判的なメディアに対して使った言葉をもじって「人民の敵」と名付けられ、現在は閉鎖されている。

 米メディアによると、FBIのレイ長官や、選挙は安全に行われたと主張してトランプ氏に解任された国土安全保障省元幹部のクレブス氏らの名前や写真、住所などを記載した上で「不正な選挙に加担した」などと根拠なく主張し、殺害などの暴力をあおっていたという。トランプ氏の熱狂的な支持者を動かして、米国を混乱させようとしたとみられる。(共同)

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