命の選別「トリアージ」に直面する高齢者 コロナ禍が問う死生観に「人生会議」の必要性

 スウェーデンは当初、「集団免疫」戦略を取っていました。これは、ある意味、自然の摂理に従ったわけです。日本とは死生観が違うので、コロナによって、いずれ死にゆく高齢者が先立っても仕方ないと考えたわけです。救命装置を装着して生き長らえるのは、本来の生ではない。人間の尊厳を損なう-というのが、彼らの考え方です。

 もともと、スウェーデンには寝たきり老人がほとんどいません。自力で摂食ができなくなれば延命治療をしないのが、向こうのスタンダードです。しかし、日本は異なります。普段は高齢者に冷たいのに、こういうときだけ人道的になるわけです。この欺瞞(ぎまん)を捨てないと、コロナ禍は乗り越えられない、と私は思います。

 ■富家孝(ふけ・たかし) 医師、ジャーナリスト。1972年東京慈恵会医科大学卒業。病院経営、日本女子体育大学助教授、新日本プロレスリングドクターなど経験。「不要なクスリ 無用な手術」(講談社)ほか著書計67冊。

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