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伊藤園レディス(13日、千葉・グレートアイランドC=6741ヤード、パー72)英米遠征から帰国3戦目となる渋野日向子(21)=サントリー=は2アンダー70で回り、今季国内の初日では最高位の20位とまずまずのスタートを切った。65で回ったキム・ハヌル(31)=韓国=が首位に立ち、2打差の2位に大西葵(26)=YKK AP、大出瑞月(22)=サーフビバレッジ=ら3人。大会連覇が懸かる昨季賞金女王の鈴木愛(26)=セールスフォース=は渋野と並んで20位で初日を終えた。
◆今季国内初日で最高20位
少しずつ前に進めばいい。4バーディー、2ボギーの70で20位発進。ラウンド中は硬かった渋野の表情が緩んだ。
「きょうは3ミリくらい進めたかな。自分的にはパッティングを頑張れた。点数は12点です」
前日は右に曲がる下りのスライスラインを入念に練習していた。前週の「TOTOジャパンクラシック」はフックラインを外すことが多かった。「気持ち的にはスライスの方がいいと思って、(ショットは)振り抜きまくっていた」。持ち球のドローボールの意識を強くしてグリーンを狙い、結果的に思惑通りのパットが増えた。