香川県は8日、同県東かがわ市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと発表した。飼育されている約4万8千羽を殺処分する方針。政府が5日に発表した同県三豊市の養鶏場に続き、今シーズン2例目となった。
県は東かがわ市の発生農場から半径3キロ以内の養鶏場に鶏や卵などの移動制限を設け、3~10キロ以内の養鶏場には域外への搬出を制限する。
県によると、7日に農場管理者から通常よりも多くの鶏が死んでいると東部家畜保健衛生所に連絡があり、13羽を簡易検査した結果、12羽で陽性が確認された。国の機関が遺伝子検査し、疑似患畜と判明した。