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6日に茨城・太平洋C美野里C(6554ヤード、パー72)で開幕する女子ゴルフの「TOTOジャパンクラシック」に、妊娠7カ月の横峯さくら(34)=エプソン=が出場する。9月に妊娠を発表してから初のツアー出場となる。4日は夫でキャディーを務める森川陽太郎氏(39)と会場で練習。来年2月21日が出産予定日の第1子が男児であることを明かし、新しい命の胎動を感じながら家族3人でプレーする。
新しい命が宿るおなかはぽっこりと膨らんできた。来年2月にママになる横峯が今季3試合目に臨む。Mサイズだったウエアは2Lに。身重の元賞金女王は今大会に懸ける思いを口にした。
「今、7カ月目に入ったところです。産休に入る前に一度は試合に出たかった。主人も同じ気持ちでした。お医者さんからは、出場は問題ないと言われています」
今週は本来は日米共催ツアーで、両ツアーの賞金ランキング上位者しか出られない試合だった。だが、コロナ禍で今年は日本ツアーの単独開催となり、世界ランキング164位の横峯にも出場資格がめぐってきた。
9月8日に妊娠を発表した第1子は男の子であることが判明している。「名前は今、考えています。自分の好きなことをやってくれたら、それを応援するけど、ゴルフをやってくれたらうれしいかな」と笑った。
妊娠初期のつわりは軽く、安定期に入ってからは「歩かないといけないので、10日に一度くらいのペースでラウンドをしていた」という。飛距離は20ヤードくらい落ちた。ボールを拾うために体をかがめると大きくなったおなかが少し窮屈になる。だが、すぐに産休に入るつもりはなかった。