女子ゴルフのTOTOジャパンクラシックの出場選手が5日、茨城県の太平洋クラブ美野里で最終調整し、前週予選落ちした渋野日向子は「くよくよしていても前に進めないので、課題を整理して、切り替えてやっていかなければ」と自らを奮い立たせた。
6月の国内開幕戦で予選落ちし、8~10月の英米遠征も目立った成績を残せなかった。今週は予選落ちがなく「3日間戦えるので、しっかり考えながら、結果を出せるようにしたい」と話した。
昨季、この大会を含め7勝を挙げて賞金女王となった鈴木愛は今季未勝利。「人間やっぱり波がある。ここを乗り越えられれば息の長い選手になる。今が勝負どころだと思う」と冷静に話した。例年は米女子ツアーも兼ねる大会だが、今回は日本ツアーのみで開催。第1ラウンドで渋野は同じ21歳の畑岡奈紗、原英莉花と同組で回る。