渋野日向子、米ツアー再挑戦意欲もお菓子はやっぱり「日本製」 4カ月ぶり国内ツアーは「米国より緊張」

どら焼きを手に練習場へ向かう渋野=埼玉県飯能市・武蔵丘GC
どら焼きを手に練習場へ向かう渋野=埼玉県飯能市・武蔵丘GC

 女子ゴルフの渋野日向子(21)が、30日に開幕する三菱電機レディス(埼玉・武蔵丘GC)で約4カ月ぶりに国内ツアーへ復帰する。

 3カ月間の英米遠征を終えた渋野は帰国後、新型コロナウイルス対策で2週間の隔離生活。ただし、五輪強化選手は特例で練習場やゴルフ場に通うのは可能で、なるべく人に会わないように練習を続けていたという。

 29日は大里桃子(22)と練習ラウンド。国内開幕戦6月のアース・モンダミン杯はまさかの予選落ちとなっただけに、「米国より若干緊張している。まずは予選通過できるようにしたい」と意気込みを語った。

 英米でメジャー3大会を含む6試合に出場も、決勝ラウンド進出は4試合。最高はポートランドクラシックの24位と苦戦した。「メンタル的にはイギリスが一番つらく、ゴルフ場とホテルしか行けなくて息抜きをする時間は全くなかった。米国では3週間空きがあって、外に出たりスーパーも行けた」とリフレッシュにも一苦労だった。

 それでも「日本とは違う難しさは米国でしか経験できない。かなりグリーンに悩んで。そういうところのリベンジを早くしたい。今まで以上に米国への思いが強くなったのは正直、予想外だったと終わってから思いました」と再挑戦に意欲。国内5試合に出場後は、12月10日からの全米女子オープンに挑む。

 ラウンド中にお菓子を食べる姿は海外でもおなじみ。前回の遠征にも専用のスーツケースを持参したという。現地でも調達したが、「アジアンスーパーとか日本のスーパーばかりだったので、結局食べているのは日本のお菓子でした」。米ツアーへの思いは増すばかりだが、お菓子はやっぱり日本製にはかなわないようだ。 (塚沢健太郎)

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