男子ゴルフの国内メジャー大会「日本シリーズJT杯」(12月3-6日、東京・東京よみうりCC)が無観客で開催される見通しとなったことが27日、分かった。出場者は例年と同様に30人となる予定で、近日中に正式発表される。
同大会は例年、シーズン最終戦として実施。今年は新型コロナウイルスの影響で大会中止が相次いでシーズンが来年と統合されたため、同大会が最終戦とはならない。
例年の出場資格は前年大会覇者、その年のツアー優勝者(アマチュア含む)、同大会前までの賞金ランキング20位以内などの30人。今年も、それまでの今季5試合消化時点での賞金ランキング上位者ら計30人に出場権を付与する見通しだ。
今季は1月の「SMBCシンガポール・オープン」で開幕したが、国内では9月の「フジサンケイクラシック」、今月の「日本オープン」の2試合のみが開催。11月に「三井住友VISA太平洋マスターズ」「ダンロップフェニックス」が開催される。「日本シリーズJT杯」は1963年に始まり、昨年は石川遼(29)=CASIO=が最終日に逆転して通算17勝目を挙げ昨季を締めくくった。