第2の手術支援ロボット「センハンス」 比較的難易度の低い病状に使用

センハンスのコックピット
センハンスのコックピット

 【ここまで進んだ最新治療】

 国内には数百台の手術支援ロボット「ダヴィンチ」が導入されている。これまで「ロボット支援下手術」といえば「ダヴィンチ手術」のことを指していたが、昨年7月に第2の手術支援ロボット「センハンス」が保険適用になった。

 どちらも「腹腔鏡手術」を支援するロボットだが、何か違いはあるのか。2018年5月に国内で初めてセンハンスを導入したのは、埼玉医科大学国際医療センター。消化器外科(下部消化管)の平能康充准教授が説明する。

 「ダヴィンチ手術は操作も器具も既存の腹腔鏡とは異なるため、行うには特別な手技の訓練が必要でした。一方、センハンスは腹腔鏡手術の技術をデジタル化して応用しているので、腹腔鏡手術が実施できる施設であれば、術者が講習を受けた上でセンハンスによる手術が行えます」

 つまり、ダヴィンチ手術と腹腔鏡手術の手技は別もの。センハンス手術は、既存の腹腔鏡手術の延長線上で手技を発展させている。そのため、現在、ダヴィンチ手術の保険適用は21術式に限られるが、センハンス手術は腹腔鏡手術と同じ98術式すべてを保険適用で行うことができる。

 術者が患者から離れたコックピットで遠隔操作するのは、ダヴィンチと同じ。しかし、ダヴィンチは内視鏡や組織をはさんだりする鉗子(かんし)などの器具が先端に付いたアーム(4本)が一体型なのに対して、センハンスはアーム1本ごとに本体が独立している。

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