「地獄の黙示録」 トラブル続きでコッポラ監督は倒れ、17週で終わるはずの撮影は61週に(2/2ページ) - イザ!

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「地獄の黙示録」 トラブル続きでコッポラ監督は倒れ、17週で終わるはずの撮影は61週に

 ウィラード大尉役はハーヴェイ・カイテルで撮影が始まったが、2週間ほどしたところで契約上のトラブルが発生し、降板。この件以降、カイテルはハリウッドから干されることに。一方、コッポラの妻、エレノアはラッシュを見た監督がダメ出しをしたとも回想している。

 一時はハリソン・フォードの名も挙がったが『スター・ウォーズ』の撮影の関係から断念。それでもルーカス大佐役でカメオ出演している。

 撮影はトラブル続きだった。フィリピンにセットを作って撮影を始めたが、台風が来襲してセットが吹き飛ばされてしまった。その上、ゲリラの活動が活発化、軍のヘリが哨戒にあたるなど、本物の戦場さながらだったという。さらにマーティン・シーンが心臓発作で倒れ、撮影が長期にわたってストップ。

 報道写真家役のデニス・ホッパーはクスリ漬けでろくにセリフが覚えられず、クスリの匂いを嫌ったマーロン・ブランドが共演を拒否。心労でコッポラ自身が倒れてしまうほどだった。

 結局、17週間で終わるはずの撮影が61週に。製作費も膨れ上がり監督自身が身銭を切ることになった。カンヌ国際映画祭でも賛否あったが、大ヒットで製作費が回収されたことはめでたい。 (望月苑巳)

 ■地獄の黙示録 フランシス・フォード・コッポラ監督。日本公開は1980年2月23日。79年度のカンヌ国際映画祭で最高賞であるパルム・ドールを獲得。アカデミー賞では撮影賞と音響賞を受賞した。

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