「フォレスト・ガンプ 一期一会」 ひたすら走るシーンは、ハンクスの弟が代役で頻繁に出演

終結45年 映画がみたベトナム戦争

 ウィンストン・グルームによる原作小説が基になっている。トム・ハンクス主演。ピュアな青年うすのろフォレストの人生を描くヒューマンドラマ。1950~80年代の激動のアメリカ現代史も描いており、95年の第67回アカデミー賞では作品賞、主演男優賞、監督賞など主要6部門を手にしている。

 特に「人生はチョコレートの箱。開けてみるまでわからない」というセリフがキャッチコピーに使われ有名になった。

 アラバマの小さな田舎町のフォレスト少年は、生まれつきハンディキャップを背負っていたが、さまざまな奇跡的な体験を通じて、幸せな人生を送る。ベトナム戦争の戦地でも親友を亡くし、自らも負傷する。

 名前の由来は、白人至上主義者のKKK団創設者、ネイサン・ベドフォード・フォレストからとられた。また「ガンプ」とはアラバマ州の方言で「うすのろ」とか「愚か者」を意味している。

 フォレストがひたすら走り続けるシーンがあるが、実は頻繁にハンクスの弟が代役として出ているという。一度よく見てほしい。

 ベトナム戦争のシーンはサウスカロライナ州にあるゴルフコースで撮影されている。フォレストがベトナムで出会う親友ブルーにはジョン・トラボルタの名前も挙がっていた。

 最初、監督にはテリー・ギリアムやバリー・ソネンフェルドの名も挙がっていたが、結局『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のヒットなどの実績が決め手となり、ロバート・ゼメキスが選ばれた。少年時代のフォレストが、スクールバスの中で座ろうとするのを拒否する少年はゼメキス監督の息子で、同じバスにいた赤毛の少女はハンクスの娘。

 アメフトの試合場を一直線に走り抜けるシーンのとき、実はハンクスはインフルエンザにかかっていたという。そのため、走った後はかなり苦しかったそうで、なんとか一度の撮影で終わらせたかったと嘆いたとか。このフットボール・チームのモデルは、名門アラバマ大学のチーム「クリムゾンタイド」。

 この映画は、インドでアーミル・カーン主演のリメーク版が作られている。 (望月苑巳)

 ■フォレスト・ガンプ 一期一会 ロバート・ゼメキス監督。日本公開は1995年3月11日。アカデミー賞のほか、第52回ゴールデングローブ賞でも、ドラマ部門作品賞や監督賞など3部門で受賞した。

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