御堂筋線事故、死亡は男子中学生　ホームから線路に立ち入る

　９日午後９時１５分ごろ、大阪メトロ御堂筋線の長居（大阪市住吉区）－西田辺（同市阿倍野区）間で、なかもず発千里中央行きの電車に住吉区の男子中学生（１３）がはねられ、搬送先の病院で死亡が確認された。乗客約２６０人にけがはなかった。

　長居駅を出て、西田辺方面へ約５００メートル走行した地下のトンネル線路上に男子中学生がいるのを運転士が発見。非常ブレーキをかけたが間に合わなかった。長居駅の防犯カメラには、１人でホームから線路に立ち入る男子中学生の姿が写っていた。大阪府警住吉署が詳しい状況を調べている。

　同線の上下計２０本がいずれも約１時間半遅れ、約８万人に影響した。