横断歩道渡る意思、明確に マスクで表情隠れ事故懸念

 新型コロナウイルスの影響でマスク着用が広がったため、車のドライバーが歩行者の表情を読み取れず交通事故多発が懸念されるとして、警視庁が「横断セーフティーアクション」と題し、手を上げるなど道路を渡る意思表示を明確にするよう呼び掛けている。戸塚署が8日、東京都新宿区の高田馬場駅前でチラシを配り周知を図った。

 警視庁によると、今年都内で横断歩道を横断中に交通事故で死亡した歩行者は8月末時点で16人。昨年同期と比べて6人増えた。

 アクションでは(1)渡る前に顔を車の方向に向ける(2)手を上げる(3)横断歩道の手前で足を一歩踏み出し渡る意思を伝える-を順番に行ってもらうとしている。警視庁はウェブサイトで人気アイドル「ももいろクローバーZ」が内容を解説する動画を公開している。

 戸塚署の菊池あさみ交通課長は「マスクで表情が見えない分、行動することで運転手と意思疎通を図ってほしい」と話した。

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