原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査に応募を検討している北海道寿都(すっつ)町は7日、片岡春雄町長が出席して町民向けの住民説明会を初めて開いた。
町民限定で、15日までに町内各地区で計7回実施する。当初は10日に住民説明会を予定していたが、8月21日の町議会全員協議会で、町議から「一度では来られない住民がいる」との意見があり、地区ごとの開催に変更した。
片岡町長はこれまで、報道陣の取材に「地元から強い反対があった場合はやらない」と述べており、10月以降に応募するかどうかを判断するとしている。