7月の豪雨では、九州地方を中心に各地で甚大な被害が出た。総務省消防庁によると、全半壊や床上浸水など住宅への被害は34府県で1万7千棟を超えている。犠牲者は熊本など9県の82人に上り、3県で4人の行方が分かっていない。
住宅被害は全半壊が15府県851棟、一部損壊が22府県914棟で、床上浸水は20県7765棟、床下浸水は31府県8334棟。県別では熊本が最も多く8830棟で、福岡5093棟、大分974棟、山形718棟などとなっている。
県別の犠牲者は、熊本65人、大分5人、長崎3人、広島・愛媛・福岡が各2人、長野・静岡・鹿児島が各1人。行方不明は富山1人、熊本2人、大分1人となっている。