日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は28日、田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)が同日に抗原検査を受け、陰性だったことを明らかにした。田子ノ浦親方は飲食店に出かけ、泥酔したとみられる写真がインターネット上に出回っていた。29日にも同検査を受けることにしている。
芝田山親方によると、田子ノ浦親方は外出した日について、「場所中かどうか分からない」と説明しているという。芝田山親方は「食事をするところで接待を伴うような場所ではない。だけど泥酔はまずい。部屋持ちの師匠。協会一丸でやってもらっているんだから気を付けてもらわないと困る」と話した。
日本相撲協会は力士ら協会員に対し、不要不急の外出を自粛するよう通達を出している。しかし、幕内阿炎が7月場所前と場所中に「夜の店」とされる接待を伴う飲食店に行っていたことが発覚。師匠の錣山親方(元関脇寺尾)の判断で、7日目から休場している。