東京五輪あと1年 ラグビー女子7人制・稲田仁HCインタビュー「最後に選手と一緒に喜びたい」

ラグビー7人制女子日本代表の稲田仁ヘッドコーチ=2017年7月、東京都調布市(奥村信哉撮影)
ラグビー7人制女子日本代表の稲田仁ヘッドコーチ=2017年7月、東京都調布市(奥村信哉撮影)

 新型コロナウイルスの影響で延期となった東京五輪の開幕まで23日であと1年。ラグビー7人制女子日本代表「サクラセブンズ」の稲田仁ヘッドコーチ(HC)がオンラインで産経新聞の取材に応じた。メダル獲得を目指す五輪に向け、セットプレーの成長への手応えを口にし、今後の強化ポイントとして、パス、防御、キックオフの3点で世界一になることを掲げた。実戦機会確保のため、日本でプレーする外国人選手に協力を求め、練習試合を行うことも検討していることを明かし「最後に選手と一緒に喜べる結果にしたい」と力を込めた。(橋本謙太郎)

 -東京五輪延期をどう受け止めたか

 「選手、スタッフともそこに向かって4年間やってきていたので、困惑したところはあった。だが、現在は(気持ちを)整理できて、強化する時間が増えたととらえている。若い選手が多く、経験値が不足している選手もいるので、経験を積むことで強化が進む」

 -新型コロナウイルスの影響で活動が制限される中、代表候補はどのような活動をしてきたのか

 「栄養士やメディカルスタッフが講師役になり、大事だけど普段はなかなか取り組めなかった栄養や睡眠などをテーマにした講座のようなものを、オンラインで5月は週3回、6月は週2回程度、行った。オーソドックスな話をもう一回確認する内容。(選手たちは)普段は体重を増やそうとしている部分があるが、(十分な練習ができない期間に)脂肪で増えてしまわないようにする方法などの話もした。

 ラグビー(の技術面)については新しく入れた映像システムを使い、7人制ラグビーを構成している要素を分解して各選手に必要なスキルを洗い出し、それがどれくらいできているか、選手とコーチ陣が話し合いながら一個ずつチェックした。

 7月からはほとんどのチームがトレーニングを再開した。所属先と連携し、各選手のコンディションを細かく把握しながら、(代表活動)再開に向け準備を進めている」

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