再入幕の元大関照ノ富士が3連勝 5年前の力強さが戻ってきた

千代丸(手前)を攻める照ノ富士=両国国技館(田村亮介撮影)
千代丸(手前)を攻める照ノ富士=両国国技館(田村亮介撮影)

 大相撲7月場所3日目は21日、両国国技館で行われ、2年半ぶりに幕内の土俵に帰ってきた元大関の照ノ富士は3連勝とした。

 肌の張りは体調のよさを感じさせる。太くなった下半身には安定感がある。再入幕で大きな期待を抱かせる元大関の照ノ富士が初日から3連勝。「体が動いている。やることはやってきたので自信を持ってやるだけ」。飛ぶ鳥を落とす勢いで大関に駆け上がった平成27年の強さが戻ってきた。

 取り口が冷静だった。立ち合いで千代丸の諸手突きを受けても動じず、たまらず引いた相手に付いていって、がっちり捕まえた。左上手を取ると、体をひねって投げ捨てた。

 照ノ富士には「初」が付きまとう。大関の座を平成生まれで初めて射止めた。その後は両膝のけがや糖尿病に苦しみ序二段まで転落した。大関経験者が幕下以下で相撲を取るのも、そんな力士が幕内に復活するのも、史上初めてのことだ。

 手術を重ねた影響で分厚いサポーターが巻かれ、痛み止めも欠かせない両膝は着実に回復しつつある。序二段当時は四股すら満足に踏めなかった。今ではスクワットやすり足も問題なくできるようになった。

 今場所の目標は「できるだけ勝ちたい」。幕尻という番付には不相応な実力を持つ。優勝争いでも台風の目になる可能性を秘める。

 新型コロナウイルスの影響で外出できず、鬱憤を抱える力士も多い中、「ストレスなんて全くない」という。理由を聞くと「それ以上のことを見てきていますから」。臥薪嘗胆(がしんしょうたん)。どん底からはい上がった人は強い。(浜田慎太郎)

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