相撲観戦、もはや「命懸け」 席数2500人分でも売れ残り多数…開門時間変更で密な長蛇の列 大相撲7月場所

 それでもこの日、開場前には国技館の外に約400メートルに及ぶ長蛇の列ができ、隣の江戸東京博物館にまで伸びた。警備員は入り口付近にしかいなかったため、ソーシャルディスタンスもなしの密状態。通常は午前8時の開門時間を、感染リスク軽減のため今場所は午後1時に変更したのだが、完全に逆効果となった。気温29度で強い日差しの中、30分も並ぶハメになったファンからは「たかだか2500人しか入らないのに、こんなに並ばないといけないのかよ」と怒りの声が上がった。

 それでも入場後のマナーのよさは、さすがは大相撲ファンといったところ。同じように大声禁止で拍手が推奨された、プロ野球やJリーグの人気チームで観客が起こしたような、問題は発生しなかった。横綱土俵入りの際に白鵬に「よっ、日本一!」、鶴竜に「鶴竜頑張れ!」などの声援はあったが、拍手にかき消される程度で、特に注意されることもなかった。

 主役の力士たちは、4カ月ぶりの土俵に反応もさまざま。白鵬は「静けさで不思議な感じだった」。土俵入りでは、本来ならせり上がりの場面で起こる拍手が、この日は四股と同時に始まり、「タイミングがどうなのかと思いましたけど…。本当にありがたかったです」と感謝した。

 「お客さんがいる方が気持ちが盛り上がる。反応してもらえると違うので、すごくよかった」(阿炎)、「お客さんがいても、みんな静かで変な感じだった」(魁聖)という声も。

 大きなリスクを抱えての15日間。その初日は、客席を間引きした影響以上に寂しい出足となったが、力士らの命懸けの奮闘に応えて、ここから客足が戻るだろうか。

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