一人横綱の白鵬が2連勝 鶴竜休場に「託されたと思って」

白鵬がうわてなげで豊山を破った=両国国技館(藤原重信撮影)
白鵬がうわてなげで豊山を破った=両国国技館(藤原重信撮影)

 立ち合いの踏み込みも、投げを打つタイミングも非の打ちどころがなかった。白鵬は右肩で当たって前に出ながら左上手をつかむと、豪快に豊山を土俵中央に転がした。わずか2秒4の早業に本人も納得顔。「動きもよかった。いい投げで気分がよかった」。涼しげに自賛の言葉を並べた。

 豊山は直近6場所連続で勝ち越し、今場所は自己最高位の前頭筆頭まで番付を上げていた。そんな力を付けてきた相手に何もさせなかった。土俵下の藤島審判長(元大関武双山)は、すぐに左上手をつかんだ白鵬に対し、「十分な形だった。あの形になれば危なげない」とたたえた。

 横綱になって14年目。百戦錬磨のベテランも場所前は「やってみないと分からない」と不安を漏らしていた。新型コロナウイルスの影響で出稽古が禁止され、一時はぶつかり稽古すらできなかった。今回の苦境を乗り切る引き出しはまだ持っていなかった。

 支えになったのは家族の存在。4児の父で、これまでにないほどの時間を家族と一緒に過ごした。4月には妻の、5月には長女の誕生日を祝った。子供たちに勉強を教えたり、一緒に料理を作ったり。古傷を多く抱える横綱にとって、心身ともに大事な休養期間になったに違いない。

 初日の隠岐の海戦は後退する場面があり、実戦不足の影響が心配されたが、2日目の相撲を見ると問題なさそう。鶴竜の休場で早くも一人横綱となり、「(責任を)託されたと思って。千秋楽まで頑張っていこうと思う」。2場所連続優勝に向けて順調な滑り出しだ。(浜田慎太郎)

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