大相撲7月場所19日初日 尾車事業部長「厳戒態勢で命がけのような雰囲気の場所」

15日間の安全を祈願する「土俵祭り」。参列者の間隔をいつもより広めにとって営まれた(撮影・田村亮介)
15日間の安全を祈願する「土俵祭り」。参列者の間隔をいつもより広めにとって営まれた(撮影・田村亮介)

 大相撲の7月場所は19日、東京・墨田区の両国国技館で初日を迎える。新型コロナウイルス感染拡大の影響で5月の夏場所は中止され、例年の名古屋開催から国技館に会場を移して実施。史上初の完全無観客で開催された3月の春場所以来、4カ月ぶりの本場所となる。18日には国技館で「土俵祭り」が行われ、15日間の安全を祈願した。

 通常の一般客への公開はない。白鵬と鶴竜の両横綱ら三役以上の力士の参加も見送られた。厳重な新型コロナウイルス感染防止策が取られる中、神事「土俵祭り」に参加した日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)、審判部の親方衆、行司らは15日間の無事を祈って深く頭を垂れた。

 「厳戒態勢で、命がけのような雰囲気の場所になっている」。東京開催場所の責任者を務める尾車事業部長(元大関琴風)がこの日、電話取材に応じて緊張感をあらわにした。

 飛まつ感染や接触を防止するため力士のマスク着用は必須となり、支度部屋での準備運動時でも外すことは許されない。各関取の間にはアクリル板の仕切りが設置される。観客は定員約1万1000人収容の館内に、1日当たり上限約2500人を入れる。

 同部長は「見届け人(観客)が多ければ多いほど緊張感も増す。館内にはかなりの見届け人がいる。(力士は)今まで以上に体も動き、力も出るのではないか」と期待した。

 春場所後に昇進した新大関朝乃山にとっては、大関としてお披露目となる。前日17日の取組編成会議で2日目までの対戦相手が決まった際、朝乃山は「負けられない地位。序盤戦から先のことを考えたら、体がかたくなる。1日一番。いっぱい、頑張りたい」と誓っていた。

 協会は5月下旬に緊急事態宣言が全面解除された後も、原則的に力士らの外出禁止、出稽古禁止を継続してきた。両横綱も「初めての経験」という場所前の出稽古が解除されないまま、未知の場所の幕が開く。(奥村展也)

  1. 値上げしてもよいと思うもの 3位「おむつ」、2位「ビール」、圧倒的1位は?

  2. 8日スタートNHK朝ドラ「ちむどんどん」第18週あらすじ 良子(川口春奈)は重子(鈴木保奈美)に直談判しに行くが…

  3. 名脇役の斎藤洋介さんが死去 69歳、人知れずがんで闘病

  4. 内田理央のおっぱい写真にファン大興奮「一瞬ビビった」「萌え死んだ」

  5. 【許さない 未解決事件のいま】(3)ポツンと一軒家の惨劇 私的懸賞で解決願う長男 茨城高齢夫婦殺害