レッズ・秋山、レギュラー奪取へ意気込み「試合に出ることが最優先」

 米大リーグ、レッズの秋山翔吾外野手(32)が5日(日本時間6日)、日米のメディアに対してオンライン会見を行い、レギュラー奪取への意気込みを語った。

 「(ポジションは)やれといわれたことは、すべて(要望に)応えようと思う。試合に出ることが最優先」

 メジャー1年目。3年総額2100万ドル(約22億7000万円)の大型契約でも定位置の保証はない。西武時代は不動の中堅手として、ゴールデングラブ賞を6度獲得するなど不動のレギュラーだった。しかし、レッズでは中堅に昨季104試合に出場した25歳の有望株、センゼル(昨季打率・256、12本塁打、42打点、14盗塁)がいる。昨年9月に右肩を手術したが、延期されたことで開幕には間に合う見通しだ。チーム方針としては、秋山には中堅を軸に外野の3ポジションのすべてで起用される見通し。それだけに「センゼルも中堅に入るでしょうし、結果を出さないと使ってもらえない立場」と気を引き締めた。

 「結果を出して(首脳陣に)使いたいと思わせられるか」。第2キャンプで今後予定される実戦形式の練習、紅白戦、そして開幕後。レギュラーを確保するため、内容と結果で周囲を認めさせることが必要。秋山はその自覚を持って、過ごしている。

 新型コロナウイルスの感染対策として、移動を少なくするため同地区チームとの対戦が予定される。ナ・リーグのレッズだが、ア・リーグとも交流戦を行う。公私ともに仲がよく、同い年のツインズ・前田健太投手(32)と対決する可能性も高い。

 「彼(前田)ほど(チームの中心選手として確立した)立場があれば対戦が楽しみ、といえる。僕も楽しみだね、と言いましたけど、正直そうでもなくなるだろうと思っています」と必死な心境も明かした。

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