大谷翔平、26歳誕生日 シーズン短縮もプラスに「短期の方が不安ない」

第2キャンプ2日目を終え、オンライン会見したエンゼルス・大谷翔平投手(画像は球団提供の映像をスクリーンショットしたもの)
第2キャンプ2日目を終え、オンライン会見したエンゼルス・大谷翔平投手(画像は球団提供の映像をスクリーンショットしたもの)

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(26)が4日(日本時間5日)、第2キャンプ2日目の練習後に日米のメディアに対してオンライン会見を行った。3月にキャンプとオープン戦が中断してから4カ月ぶりとなる公の場。投打の二刀流として復活を期すシーズンへの期待と不安を語った。

 第2キャンプ初日の前日3日(同4日)には、ブルペン入り。捕手が座った状態で37球を投げた。2018年10月1日に右肘の手術を受けてから、1年9カ月が経過した。一般的にはトミー・ジョン手術からの復帰には先発投手の場合、14カ月から16カ月を必要とするため、時間的には問題ない。

 一方でキャンプ再開前は週に1度の打撃投手、1度のブルペンに入るスケジュールだったという。現状、球数は60球ほどで、今後はより本番に近い力の入れ具合で体の状態を確かめるステップが必要になる。

 「(開幕後は)最初から100(%の力)でいきますけど、(右肘などに)どういう反応が返ってくるのか、少し不安はある」

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が延期されなければ、4月中にマイナーリーグの試合でリハビリ登板をこなし、5月中旬にメジャー復帰するスケジュールだった。通常162試合のレギュラーシーズンは60試合に短縮される。しかし、そこをプラスにとらえる考えもある。

 「個人的にも(右肘の手術から)復帰して、ピッチャーとしての1年になると思うので、最初から最後まで(1年間)ずっと(投手としてシーズンを過ごす)ということを考えると、不安の方が大きいかなと思うんですけど、短期の方がそういう不安は特にないのかなと思う」

 日本時間のこの日、7月5日は26歳の誕生日。「毎年毎年(自分の)ベストを更新している状態できているとは思っている」と二刀流の復活元年に臨む。

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