【セントピーターズバーグ(米フロリダ州)4日(日本時間5日未明)=山田結軌】レイズ・筒香嘉智外野手(28)は本拠地、トロピカーナ・フィールドでのキャンプ再開2日目の全体練習で、三塁の守備位置に入ってキャッシュ監督のノックを受けた。
キャッチボールや外野ノックの後、筒香は急きょ指示を受け、内野手用のグラブに持ち替えて三塁へ。指揮官が打つ打球を処理した。外野と三塁の両方のポジションでの出場が期待されていることが、改めて示された。
前日3日(同4日)の再開初日は、フリー打撃で43スイングして右翼方向へ4本の柵越え。本拠地での初練習後に、「久しぶりにフィールドでできる喜びから、なんか…ちょっといつもと違ったうれしさが出てしまいました」と、野球ができる喜びをかみしめた。
「この期間が無駄にならないように、シーズンが始まればグラウンドで精いっぱい表現したい」と話した筒香。待ち望んだメジャーデビューへ、準備を進める。