米大リーグ、エンゼルスで一昨年の右肘手術からの投手復帰を目指す大谷翔平がアナハイムの本拠地エンゼルスタジアムで7月3日から再開するキャンプで初日から投打の「二刀流」で臨むことになった。エプラー・ゼネラルマネジャー(GM)が6月30日、電話会見で公表した。
新型コロナウイルスの感染拡大で3月中旬にキャンプが中断した後、5月に実戦形式で登板するまでに調整は進んだ。GMは「少し強度を上げて日々の反応を見ながら(紅白戦など)実戦に出したい」と方針を示した。
コロナ禍による健康や安全面に憂慮し、今季欠場を表明した選手はいないという。マドン監督は前日のラジオ番組で、3月に開幕投手に指名していた左腕ヒーニーに再び大役を託すと明らかにした。(共同)