ダッグアウトの裏側

マエケンとポケモンGO、コラボでユニーク企画

 米大リーグの来月開幕が決まった。ただ、安全対策という大きな課題が残っており、不参加の選手が出るという憶測もある。

 このコロナ禍の中、YouTubeで積極的な発信を続けているのが、ツインズの前田健太投手(32)だ。今年2月に「マエケンチャンネル」を開設。「【1番自信のあるスライダー】投げ方のコツを教えます!!」「PL学園を選んだ3つの理由」「マウンドで考えている3つのこと」など視聴したくなるタイトルが並んでいる。

 初ゲストに招いたのは同じ1988年生まれのレッズ・秋山翔吾外野手。「空想日本代表ドラフト会議」と題し、対談している。30分以上かけてチーム編成をしていく中で、2人の野球観みたいなものも伝わってきて楽しめた。

 実は先月、サンケイスポーツの紙面にも登場していただいた。GPS(位置情報)を利用したスマホ向けゲーム「ポケモンGO」の魅力や楽しみ方などを多角的に調査する「ポケモンGO調査隊」という特別連載。各界の著名人らを「隊長」に任命しており、前田投手には5月27日付の初回を依頼した。

 テーマは、外を歩かずにポケGOをプレイできるか。室内でスマホを持って「マエケン体操」をしたら、どれくらいの歩行距離になるかをテストしてもらった。大リーグ担当記者がオンライン取材した当時、前田投手の自宅がある米カリフォルニア州ロサンゼルスは外出自粛中。写真撮影に加え、マエケン画伯らしいイラストも描いていただいたので、インパクトのあるユニークな紙面になった。

 そもそもサンスポがポケGOの連載を始めた目的は、読者の健康促進とストレス解消。在宅勤務の読者にゲームだけでなく、肩こり解消にも効果があるマエケン体操も紹介できた。詳しい動きは、本人自ら解説している「マエケンチャンネル」をチェック。来月には、闘志あふれる投球が見られる。 (サンケイスポーツ局次長)

 ■田代 学(たしろ・まなぶ) サンケイスポーツ編集局次長。1991年入社。プロ野球や五輪担当などを経て、2001年から13年11月まで米国駐在の大リーグ担当キャップ。全米野球記者協会の理事や、13年ワールドシリーズの公式記録員を日本人記者で初めて務めた。米国での愛称は「ガク」。

今、あなたにオススメ

izaスペシャル

  1. 【侍日記】20歳の高橋宏斗、先輩たちの匂いに驚き/WBC

  2. NHK朝ドラ「舞いあがれ!」最終週に柏木学生(Snow Man・目黒蓮)再登場! コロナ禍で貴司(赤楚衛二)心配する声も

  3. 【安保法案特別委採決】辻元氏、涙声で「お願いだからやめて!」と絶叫 民主、プラカード掲げ抵抗

  4. 大谷翔平〝VIP帰国〟のお値段 BTSらも乗せた高級ジェット機、食事もファーストクラスと同等 代表選手からは「超一流のメジャーはさすが」の声

  5. ダルビッシュ、大谷を絶賛「本当にすごいなとしか言いようがない」

今、あなたにオススメ