大阪北部地震は18日で発生から2年。大阪府高槻市立小学校のブロック塀が倒れ、女児が死亡した事故を受けて府立学校で進めるブロック塀の撤去工事について、府教育庁は、今年3月末までに132校のうち6割にあたる82校で終了したと明らかにした。
府教育庁によると、ブロック塀のある府立の高校と支援学校計136校のうち、倒壊の恐れがある「不適合」と判定された132校で、府はブロック塀を撤去し、フェンスへ置き換えることを計画。このうち特に危険性の高い86校について3月末までの撤去を予定し、82校で終了した。
3月末に間に合わなかった4校は今年度中に工事を終える見通し。また、不適合とされた132校のうち残り46校についても、来年度末までに工事を完了させるとしている。